こんにちは!今回は話題の映画『赤羽骨子のボディガード』について深掘りしていきます。
特に、物語の重要な要素である”裏切り者”の正体や、原作漫画と映画の違いについて解説します。
映画を観た方も、これから観ようと思っている方も、ぜひ最後までお楽しみください。
映画「赤羽骨子のボディガード」の裏切り者は?
映画『赤羽骨子のボディガード』では、裏切り者として描かれるのは鍋沢というキャラクターです。
彼は尽宮組(つくみやぐみ)の組長である尽宮正仁の側近として登場します。
一見、組長を支える忠実な存在のように見えますが、実際には自身の利益のために尽宮組を裏切り、敵対勢力と手を組む人物です。
物語の中盤で鍋沢が裏切り者だと判明するシーンは非常に緊張感があり、観客をハラハラさせました。
特に、骨子(主人公)たちが鍋沢の企みに気づき、それを阻止しようと奮闘する展開は、映画の見どころの一つです。
この鍋沢というキャラクターは、映画オリジナルのキャラクターであり、原作漫画には登場しません。
そのため、漫画を読んでいた方にとっては意外な展開だったのではないでしょうか。
漫画「赤羽骨子のボディガード」の裏切り者
一方で、原作漫画には映画とは異なる裏切り者が登場します。
漫画では、裏切り者が2人存在し、それぞれが物語の重要なポイントで行動を起こします。
首藤孔蘭(しゅとう こうらん)
1人目の裏切り者は、首藤孔蘭。
彼はギャンブラーとして知られ、骨子のクラスメイトの一人でもあります。
彼の裏切りの動機は、骨子への個人的な恨みです。
彼は骨子を陥れるために敵対勢力と通じて行動しますが、最終的には自分自身が追い詰められてしまいます。
海代朱雀(うみしろ すざく)
2人目の裏切り者は、海代朱雀です。
詐欺師としてクラス内でも一目置かれる存在でありながら、尽宮組の組長を誘拐する計画を立てます。
この計画の裏には、尽宮組の元若頭である孤堂惣慈(こどう そうじ)との因縁がありました。
彼の裏切り行為は物語全体のクライマックスへと繋がります。
映画と漫画の違い
映画と漫画では、物語の展開やキャラクターの設定に多くの違いがあります。
ここでは、その主な違いをいくつか紹介します。
裏切り者の設定
映画では、裏切り者として鍋沢が登場しますが、漫画では先述したように首藤孔蘭と海代朱雀が裏切り者として描かれています。
この違いによって、映画ではよりシンプルで分かりやすいストーリーが展開される一方、漫画では複雑な人間関係が描かれています。
デートシーンの場所
映画と漫画で大きく異なるのが、骨子と威吹(いぶき)のデートシーンです。
- 映画では、水族館でのデートシーンが描かれています。美しい海洋生物を背景にしたロマンチックな演出が印象的です。
- 一方、漫画では図書館でのデートが展開され、骨子と威吹が互いの趣味や考え方を理解し合う微笑ましいシーンとなっています。
威吹の父親の生存
映画では、威吹の父親は尽宮組の組長を守るために命を落としたという設定です。
この出来事が威吹の動機や感情に大きな影響を与えています。
一方で、漫画では威吹の父親は生存しており、組を離れた後に工務店を経営しています。
この設定により、漫画版では威吹の家族の絆や日常的な側面が強調されています。
骨子の父親の正体
映画では、骨子の父親は尽宮組の組長である尽宮正仁として描かれています。
一方、漫画では骨子の父親が尽宮組組長の隠し子と思われていましたが、実際には孤堂惣慈であることが後に判明します。
この事実は、漫画版の骨子のアイデンティティに深い影響を与える重要な要素です。
映画「赤羽骨子のボディガード」
映画『赤羽骨子のボディガード』は、丹月正光による人気コミックスを原作とした学園アクションエンターテインメントです。
物語は、赤羽骨子(出口夏希)が何らかの事情で100億円の懸賞金をかけられ、命を狙われるところから始まります。
彼女の幼馴染でヤンキー高校生の威吹荒邦(ラウール)は、骨子を守るためにボディガードとなり、彼女にバレることなく1年間守り抜くというミッションを受けます。
しかし、骨子のクラスメイト全員が実は彼女を守るために幼少期から鍛えられたボディガードであり、彼らの協力を得ながら、骨子を守るための奮闘が描かれます。
キャスト
- 威吹荒邦(いぶき あらくに):ラウール(Snow Man)
- 赤羽骨子(あかばね ほねこ):出口夏希
クラスメイトのボディガードたち:
- 染島澄彦(そめじま すみひこ):奥平大兼
- 棘屋寧(とげや ねい):髙橋ひかる
- 糸踏忠也(いとふみ ただや):倉悠貴
- 日暮弥美姫(ひぐらし あみひめ):山本千尋
- 迅来風太(じんらい ふうた):戸塚純貴
- 湾可世子(わん かせこ):鳴海唯
- 那木うずめ(なぎ うずめ):中田青渚
- 愛満斗々(あいみつ とも):長井短
- 千坂時規(ちさか ときのり):坂口涼太郎
- 大叢井巌(おおむらい いわお):木村昴
- 海代朱雀(うみしろ すざく):芝大輔(モグライダー)
- 首藤孔蘭(しゅとう こうらん):詩羽(水曜日のカンパネラ)
- 夏野真凪(なつの まな):安斉星来
- 杜窪章介(もりくぼ しょうすけ):橘優輝
その他のキャスト:
- 尽宮正親(じんぐう まさちか):土屋太鳳
- 尽宮正仁(じんぐう まさひと):遠藤憲一
映画「赤羽骨子のボディガード」ネタバレ感想
予想以上に楽しめました。
タイトルだけ聞くと、骨子(ほねこ)って名前がちょっと変わってて笑っちゃいそうだったけど、実際に観てみると彼女のキャラクターがめちゃくちゃ魅力的で惹き込まれました。
骨子は普段はおっちょこちょいな女性だけど、いざというときにはしっかり人を守る芯の強さがあるんですよね。
そのギャップが可愛いし、応援したくなる感じ!
ボディガードとしては不器用なところも多くて、見ているこっちが「それはダメでしょ!」って突っ込みたくなる場面もあったけど、そこがまた人間味があって愛おしい。
あと、アクションシーンも意外と本格的で驚きました。
最初は「コメディメインかな?」と思ってたんですけど、骨子がピンチの場面では手に汗握る展開が続いて、「どうなるの!?」ってハラハラしました。
特にクライマックスのシーンでは、彼女が自分の弱さを受け入れつつも大切な人を守るために立ち上がる姿が本当に感動的でした。涙腺やられましたね…。
もちろんツッコミどころもあって、「いやいや、それは無理でしょ!」って思う場面もあったけど、それを含めてこの映画の明るい雰囲気を楽しめた気がします。
笑いあり、涙あり、ちょっと考えさせられるテーマもあって、観終わった後はじんわりと温かい気持ちになれました。
全体的に、肩の力を抜いて楽しめる映画で、観てよかったなって思います!
まとめ
映画『赤羽骨子のボディガード』と原作漫画には、それぞれ独自の魅力があります。
映画はエンターテインメント性を重視したテンポの良いストーリー展開が特徴で、迫力あるアクションシーンや美しい映像が観客を引き込みます。
一方、漫画ではキャラクター一人ひとりの心理描写や背景が丁寧に描かれ、より深みのある物語を楽しむことができます。
また、裏切り者が複数登場することで、物語に緊張感と意外性が加わっています。
ぜひ、映画と漫画の両方を楽しんで、それぞれの良さを味わってみてください!
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