『ひるなかの流星』といえば、多くのファンに愛される恋愛映画ですよね。
田舎から東京へ引っ越してきた女子高生すずめが、学校の先生である獅子尾と、同級生の馬村との間で揺れ動く青春の物語。
キラキラとした青春の輝きと、切なさが詰まったストーリーに胸がキュンキュンしました。
でも、映画のラストで馬村と結ばれたすずめ、その後の二人はどうなったのか気になりませんか?
実は原作漫画では、映画では描かれなかった”その後”が描かれているんです!
今回は、映画を観た方にもわかりやすく、馬村とすずめのその後を原作を元にご紹介します。
映画「ひるなかの流星」あらすじ
まずは、映画『ひるなかの流星』の簡単なあらすじを振り返りましょう。
主人公の与謝野すずめ(永野芽郁)は、東京の高校に転校してきた田舎育ちの女の子。
ある日、都会の街で迷子になりそうなところを助けてくれたのが獅子尾(三浦翔平)。
偶然にも彼が新しい学校の担任であることを知り、すずめは次第に彼に惹かれていきます。
しかし、同じクラスの同級生で、無愛想だけど優しさを秘めた馬村(白濱亜嵐)もまた、すずめのことを好きになっていきます。
二人の男子の間で揺れるすずめは、最終的に自分の気持ちに正直になり、馬村と付き合うことを決意します。
映画のラストでは、すずめが馬村に気持ちを告白し、二人が晴れてカップルになるシーンで幕を閉じます。
このシーンに胸が温かくなった方も多いのではないでしょうか。
キャスト
映画『ひるなかの流星』の主要キャストをご紹介します。
- 与謝野すずめ:永野芽郁さんが演じる、田舎から上京してきた女子高生。東京での新生活に戸惑いながらも、成長していく姿が描かれています。
- 獅子尾五月:三浦翔平さんが演じる、すずめの担任教師。冷静で理知的な一方、優しさも持ち合わせており、すずめにとって大きな存在となります。
- 馬村大輝:白濱亜嵐さんが演じる、すずめのクラスメイトであり友人。最初は無愛想に見えますが、次第にすずめに対して特別な感情を抱くようになります。
- 猫田ゆゆか:山本舞香さんが演じる、すずめの友人であり、学校での良き理解者。明るく社交的な性格で、すずめをサポートします。
- 犬飼学:小野寺晃良さんが演じる、すずめのクラスメイトであり、馬村の友人。お調子者で、物語にコミカルな要素を加えます。
- 猿丸小鉄:室井響さんが演じる、すずめのクラスメイトであり、猫田の友人。おっとりとした性格で、周囲を和ませます。
- 与謝野聡子:西田尚美さんが演じる、すずめの母親。夫と共に海外転勤することになり、すずめを東京の諭吉のもとに預けます。
- 熊本諭吉:佐藤隆太さんが演じる、すずめの叔父であり、東京でのすずめの生活をサポートします。温かい心を持つ人物です。
映画「ひるなかの流星」馬村 すずめ その後は?
原作漫画では、映画では描かれなかった馬村とすずめの”その後”が特別編で描かれています。
ここでは、そのストーリーの一部をご紹介します。
6年後の再会
映画のラストから6年後、すずめは馬村の家を訪れるシーンがあります。
馬村はすっかり大人の男性に成長していて、ちょっぴり照れくさそうにすずめを迎え入れます。
この時点で二人はまだ付き合っていますが、お互い忙しい日々の中で距離が空くこともあったようです。
すずめはそんな馬村に、「これからも一緒にいようね」と改めて伝えるんです。
その純粋でまっすぐな想いに、馬村も笑顔で応えるシーンは感動的でした。
獅子尾先生の結婚式
さらに特別編では、獅子尾先生の結婚式が描かれています。
すずめと馬村は、この結婚式に参加するために再び再会します。
獅子尾先生は、かつてすずめが恋をしていた相手。
彼の結婚式に二人で参加することで、すずめの過去の恋にも一区切りがついたように感じられます。
式の帰り道、すずめと馬村は手を繋ぎながら歩きます。
その瞬間に流れる穏やかな空気感が、二人の関係の深さを物語っていて、とても心温まるエピソードでした。
二人の絆が示すもの
馬村とすずめの関係は、映画ではもちろん、特別編を通じても、ただの甘い恋愛関係ではありません。
お互いに不器用な部分があるからこそ、支え合い、理解し合おうと努力する姿が描かれています。
例えば、馬村は感情表現が苦手なタイプ。
それでも、すずめのことを一生懸命考え、時には自分を変えようと努力するんです。
一方のすずめも、田舎育ちの純粋な性格ながら、馬村との関係を通じて少しずつ成長していきます。
二人は、お互いにとって欠かせない存在になっていくんです。
映画「ひるなかの流星」映画と原作の違い
映画と原作を比較すると、やはりストーリー展開やキャラクター描写に違いがあります。
映画は約2時間という限られた時間の中で、すずめが馬村と結ばれるまでを描いていますが、原作ではさらにその後の二人や周囲のキャラクターたちの成長も丁寧に描かれています。
特に特別編では、すずめや馬村だけでなく、獅子尾先生やすずめの親友である由奈などのキャラクターのその後も描かれており、映画では語られなかった部分を補完する形になっています。
もし映画を観て「もう少し二人のその後が知りたい!」と思った方は、ぜひ原作漫画もチェックしてみてください。
映画「ひるなかの流星」ネタバレ感想
『ひるなかの流星』を観終わった後、正直なところ胸がいっぱいになりました。
この映画は、田舎から東京に引っ越してきたすずめの恋愛模様を描いていて、一見シンプルな青春ラブストーリーなんですが、観ているうちにキャラクターたちの葛藤や成長が心に染みてくるんです。
まず何よりも、すずめ役の永野芽郁さんがすごく良かった!
田舎育ちのちょっと不器用だけど、真っ直ぐで素直なすずめを見事に演じていて、彼女の笑顔や泣き顔に引き込まれました。
三浦翔平さん演じる獅子尾先生も、白濱亜嵐さん演じる馬村くんも、それぞれ全然違うタイプの魅力を持っていて、どちらに感情移入するかで観る人の印象が変わる作品だと思います。
個人的には、すずめと馬村の関係性が一番好きでした。
最初はぶっきらぼうで無愛想だった馬村が、すずめに対して少しずつ心を開いていく様子が本当に丁寧に描かれていて、「ああ、この二人にはこういう形の幸せがあるんだな」と感じました。
一方で、獅子尾先生との関係には大人と子どもの壁のようなものを感じて、切ない部分もありましたね。
映画の終盤、すずめが自分の気持ちに正直になって馬村に告白するシーンは感動的でした。
特に、「私の居場所はここだと思う」というセリフが、すずめの成長と決意を象徴していて、心に残りました。
馬村の照れながらも真剣に受け止める表情がまた素敵で、「この二人はこれからもきっとお互いを支え合っていくんだろうな」と温かい気持ちになりました。
ただ、映画では獅子尾先生とのエピソードがやや駆け足だったかなとも思いました。
原作ではもっと深掘りされている部分もあるので、映画を観た後に漫画を読んでみると、さらに楽しめるのではないでしょうか。
全体的に、この映画は「恋愛」に限らず「人とのつながり」や「自分の居場所」を見つけることの大切さを教えてくれる作品だと感じました。
特に高校生や青春時代を思い出したい人にはぜひ観てほしい映画です。
まとめ
映画『ひるなかの流星』は、青春時代の甘酸っぱさや恋愛のときめきを存分に味わえる作品でした。
そして原作では、映画の先にある物語も描かれており、ファンにとっては見逃せない内容となっています。
馬村とすずめのその後を知ることで、二人の絆の深さや、成長していく姿にさらに感動すること間違いなし。
映画だけでなく、原作や特別編を通じて、彼らの物語をもっと楽しんでみてはいかがでしょうか?
『ひるなかの流星』は、恋愛映画の枠を超えて、人生や人とのつながりについて考えさせられる作品です。
これからも多くの人の心に残り続ける素敵な物語ですね!
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