映画『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』を観た人なら、一度は気になったはずのセリフ「赤はヤバい!」。
この言葉にはどんな意味が込められているのでしょうか?ヴェノムの驚きや恐れがどこから来るのか、詳しく解説していきます!
ヴェノムとは?
ヴェノムは、マーベル・コミックのキャラクターで、スパイダーマンの敵として登場しました。
しかし、映画版ではスパイダーマンとは独立した存在として描かれ、エディ・ブロックというジャーナリストと共生するシンビオート(地球外生命体)として活躍しています。
ヴェノムは見た目が黒く、鋭い歯と長い舌を持ち、強大な力を誇る存在ですが、どこかユーモラスな一面もあり、多くのファンを魅了しています。
「赤はヤバい!」発言のシーン
このセリフは、映画の中盤でヴェノムが初めてカーネイジと対峙したときに発せられます。
カーネイジとは、クレタス・キャサディという凶悪な死刑囚が、ヴェノムの一部を取り込んで誕生したシンビオート。
カーネイジの最大の特徴は、その体が真っ赤であることです。
エディ(ヴェノムの宿主)がカーネイジを見た瞬間、ヴェノムは「赤はヤバい!」と叫び、エディの体から逃げ出そうとします。
このリアクションには、ヴェノムの本能的な恐怖が表れているのです。
映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」赤はヤバい!の意味とは?
ヴェノムがカーネイジを見て怯えた理由はいくつか考えられます。
シンビオートの中でも特別な存在
カーネイジは通常のシンビオートとは異なり、より強力で暴力的な存在です。
コミックの設定では、カーネイジのシンビオートはヴェノムの“子ども”にあたりますが、通常のシンビオートとは異なる進化を遂げています。
そのため、ヴェノム自身もカーネイジがどれほど危険な存在かを知っており、本能的に「勝てない」と感じたのかもしれません。
カーネイジの宿主がヤバすぎる
カーネイジの宿主であるクレタス・キャサディは、並の悪党とは違います。
極めて凶暴で、もともと連続殺人鬼だった人物。
シンビオートが融合することで、単なる怪物ではなく“制御不能な殺戮マシーン”になったのです。
ヴェノムは、そんなクレタスの狂気に恐れを抱いたのかもしれません。
赤いシンビオートは特別な力を持つ?
映画では詳しく説明されていませんが、赤いシンビオートは通常の黒いシンビオートとは違う特性を持っている可能性があります。
コミックでもカーネイジはヴェノムより強力で、より過激な戦闘スタイルを持っています。
そのため、「赤いシンビオート=普通のシンビオートとは異なる強大な存在」とヴェノムが本能的に察知したのかもしれません。
「赤はヤバい!」はヴェノムらしさが詰まった名セリフ
ヴェノムは強いですが、実は結構ビビリなところがあります。
映画の中でも、ヴェノムは時折弱気な発言をすることがあり、宿主であるエディとコミカルな掛け合いを繰り広げます。
今回の「赤はヤバい!」というセリフも、ヴェノムのそうしたキャラクター性をよく表しているシーンです。
もし彼が冷静に「これは危険な相手だ」と分析するような性格なら、このシーンはもっとシリアスになっていたかもしれません。
しかし、ヴェノムのユーモラスな性格だからこそ、観客にとって印象的な名セリフになったのです。
映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」あらすじ
映画『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』は、地球外生命体シンビオートのヴェノムとジャーナリストのエディ・ブロックが織りなすアクション・スリラーです。
前作から続くエディとヴェノムの共同生活は、食欲の制限からくるストレスに悩まされつつも、次第に絆を深めていきます。
ある日、エディは連続殺人犯クレタス・キャサディへのインタビューを試みます。
インタビュー中、クレタスがエディの腕に噛みつくと、彼の体内にヴェノムの一部が流れ込み、新たなシンビオート「カーネイジ」が誕生します。
カーネイジはヴェノムを上回る力を持ち、エディの元恋人であるアン・ウェイングの命を狙います。
エディとヴェノムは、カーネイジの暴走を止めるため、再び力を合わせて立ち向かうことを決意します。
この作品は、ヴェノムとカーネイジの壮絶な戦いを描きつつ、エディとヴェノムの関係性の深化や、エディの人間としての成長も描かれています。
アクションシーンの迫力やキャラクターの魅力が光る一作となっています。
映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」ネタバレ感想
最初から最後までずっと楽しく観られる映画でした!
ヴェノムとエディの掛け合いは前作よりさらにパワーアップしていて、まるで喧嘩する夫婦のような関係性。
時には笑えるし、時にはちょっと切なくもなるんですよね。
今回の敵カーネイジ(クレタス・キャサディ)が登場した瞬間、「うわ、これはヤバい…」とゾクっとしました。
ヴェノムが「赤はヤバい!」と逃げ出そうとするのも納得の強さ。
クレタス自身がもともとサイコパスなのに、そこにシンビオートが融合することで最悪のモンスターになってしまいました。
特に刑務所の脱出シーンの迫力はすごかった!
建物全体がカーネイジの力でグチャグチャにされていくのを観て、「これどうやって倒すの?」とハラハラしました。
今回、ヴェノムとエディの喧嘩シーンが結構ありましたね。
特にヴェノムがエディの部屋をめちゃくちゃにして家出するシーンは、もうカップルの痴話喧嘩みたいで笑いました。
でも、最終的にはお互いに「一緒にいることが大事なんだ」と認識し直して、またコンビとして戻ってくる。
この過程がめちゃくちゃ良かったです。ヴェノムが「エディ、俺たちは最強だ!」と言うシーンは熱かった!
カーネイジとの最終決戦は、個人的にはもう少し長くてもよかったかなと思いました。
カーネイジがあれだけ強かったのに、意外とサクッと倒せてしまった印象。
でも、最後にヴェノムがクレタスを「パクッ」と食べてしまうシーンは衝撃的でした(笑)。
そして、一番鳥肌が立ったのがポストクレジットシーン!まさかのスパイダーマン(トム・ホランド)の世界とつながる伏線が出てきましたね。
「No Way Home」への布石か…!?
この展開にはワクワクが止まりませんでした!
『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』は、アクションも笑いも友情も詰まった、めちゃくちゃ楽しい映画でした!
前作よりもヴェノムとエディの関係性が深まり、カーネイジというヤバすぎる敵も登場して、見どころ満載でした。
まとめ
映画『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』の中で、ヴェノムが発した「赤はヤバい!」というセリフには、シンビオートの生態やヴェノムの恐怖、そしてカーネイジの圧倒的な強さが詰まっています。
実際、映画を観た人なら分かると思いますが、カーネイジは本当にヤバい敵でした。
ヴェノムが怖がるのも無理はありません。
それでもエディと共にカーネイジに立ち向かうヴェノムの姿は、観ていてとても熱く、カッコよかったですよね。
このセリフは、ヴェノムの性格や映画のユーモラスな雰囲気を象徴するものでもあります。
もしまだこの映画を観ていない人がいたら、ぜひチェックしてみてください!
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