「宿儺の指」は、漫画『呪術廻戦』に登場する特級呪物の一つです。
この指は、呪いの王と称される両面宿儺の魂が宿ったもので、全20本が存在します。
宿儺は、平安時代に「生きた天災」として知られ、多くの呪術師や呪霊を圧倒していました。
その指は、宿儺の強大な呪力を宿し、現在も強い影響力を持っています。
そこで今回の記事では、宿儺の指の考察！登場と物語の展開も紹介します。
それでは最後までお読みください(^▽^)/
宿儺の指とは？
宿儺は平安時代、圧倒的な呪力で「生きた天災」と恐れられました。
彼は四本の腕を持つ呪霊で、その指は全て彼の手の指であるため、20本存在します。
宿儺が亡くなった後、彼の指は死蝋となり、呪物化しました。
呪物化した指は、時代を越えて現代にまで存在し続け、多くの呪術師や呪霊によって破壊が試みられましたが、その圧倒的な力ゆえに破壊することはできませんでした。
その結果、指は封印され、厄除けとして利用されることになりました。
しかし、その封印は次第に形骸化し、指の強大な呪力が呪霊を引き寄せる結果となりました。
さらに、長い年月の中で多くの指が消息を絶ち、作中の本編開始時点では呪術高専が6本を保有し、残りの1本は虎杖悠仁の通う宮城県仙台市の杉沢第三高校に存在していることが確認されました。
この指を回収するために伏黒恵が派遣されるところから物語は始まります。
宿儺の指の特異性
宿儺の指は、通常の特級呪物と比べて特異な性質を持っています。
一般的に、特級呪物は周囲に害を及ぼさないという縛りが存在しますが、宿儺の指はその強大な呪力から周囲に呪いを振りまく特性があります。
この呪力の強さゆえに、宿儺の指は厄介な存在であり、破壊不可能であるため、噛むことや消化することもできません。
取り込むには、指を丸呑みにする必要があります。
さらに、宿儺の指は存在そのものが毒であり、圧倒的な毒耐性を持つ者でなければ受肉することはできず、通常の人間は即死してしまいます。
五条悟によれば、宿儺の器となり得る者は作中の虎杖悠仁まで存在しなかったとされています。
虎杖が宿儺の器として選ばれたのは、非常に稀なケースであり、そのため五条は虎杖に全ての指を取り込ませた後に処刑すれば、宿儺を完全に消滅させられるという名目で秘匿死刑を延期させました。
宿儺の指の登場と物語の展開
宿儺の指は物語の重要な要素であり、その登場と共に展開が進行します。
虎杖悠仁の体内に取り込まれる
高校の百葉箱に入っていた指が偶然虎杖によって取り込まれ、宿儺が受肉します。
この時点で虎杖の体内には1本目の指が存在することになります。
五条悟による試練
五条悟が虎杖の器としての強度を試すために、高専保有の指の中から1本を取り込ませます。
これにより、虎杖の体内には2本目の指が存在します。
この時、高専が保有する指は残り5本となります。
少年院での指の回収
少年院で特級呪霊が取り込んでいた指を宿儺が回収し、さらに宿儺がその指を捕食します。
これにより、虎杖の体内には3本目の指が存在します。
この指は元々偽夏油が保有していたもので、虎杖と宿儺の実力を図るための当て馬として呪霊に食わせたものでした。
吉野家での指の回収
吉野家に放置されていた指を高専が回収します。
この時、高専保有の指は6本となりますが、これは偽夏油が仕掛けた罠であり、後に真人によって高専保有の6本の指と特級呪物の呪胎九相図1～3番が全て盗まれます。
八十八橋での指の回収
伏黒恵が八十八橋で呪霊が取り込んでいた指を回収し、宿儺が取り込みます。
これにより、虎杖の体内には4本目の指が存在します。
渋谷事変での大量回収
渋谷事変では、ミミナナが独自に保有していた指を気絶していた虎杖に無理矢理食わせ、さらに漏瑚が高専から回収した指や偽夏油が保有していた指を一気に10本食わせます。
これにより、宿儺が覚醒し、虎杖の体内には合計15本の指が存在します。
裏梅による献上
裏梅が見つけた3本の指が宿儺に献上されます。
これにより、虎杖の体内には18本の指が存在することになります。
最後の1本の発見
最後の1本は、虎杖が宿儺の器としての強度を担保するために羂索によって生まれながらに封印されていたことが判明しました。
これにより、宿儺が摂取した指の本数は以下のように整理されます。
- 第1話：1本から2本（虎杖の体内）
- 第2話：3本（虎杖の体内）
- 少年院の任務：4本（虎杖の体内）
- 八十八橋の一件：5本（虎杖の体内）
- 渋谷事変：16本（虎杖の体内）
- 人外魔境新宿決戦：19本
まとめ
「宿儺の指」は、その強大な呪力と特異な性質から、物語の中心的な要素となっています。
その登場と回収を巡る戦いは、物語の重要なドラマを生み出しており、宿儺の指が物語に与える影響は計り知れません。
宿儺の指が物語においてどのような役割を果たすのか、今後の展開に注目です。
それでは最後までお読みいただきありがとうございました＾＾
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