2025年1月2日、TBSで放送される新春スペシャルドラマ「スロウトレイン」は、多くの視聴者が注目する一大イベントとなりそうです。
主演は松たか子、多部未華子、松坂桃李、そして星野源、チュ・ジョンヒョクという豪華キャストが共演。
さらに脚本は、数々のヒット作を手掛けてきた野木亜紀子が担当し、監督には「花束みたいな恋をした」や「いま、会いにゆきます」で知られる土井裕泰が務めます。
舞台は鎌倉と韓国・釜山。姉弟の再生を描く心温まるホームドラマとして、新年のスタートにぴったりの作品です。
松たか子が描く姉の苦悩と成長
星野源が、2025年1月2日(木)21:00から放送のTBS新春スペシャルドラマ『スロウトレイン』に出演決定！
星野源は、松たか子さん・多部未華子さん・松坂桃李さん演じる三姉弟に関わる役どころで、作家の百目鬼見（もめき けん）役を演じます。#スロウトレインhttps://t.co/hPdmukcaiX pic.twitter.com/DvtNEFvtRU
— 星野源 Gen Hoshino (@gen_senden) October 24, 2024
「スロウトレイン」の中心人物は、松たか子演じる渋谷葉子。
鎌倉に住むフリーの編集者で、結婚はしておらず、実家に住みながら家族を支えてきた長女です。
彼女は、両親と祖母を一度に交通事故で失い、渋谷家の家長として重荷を背負いながら日々を送っています。葉子が経験する葛藤や家族との絆が、この物語の大きな軸となります。
松たか子は、その豊かな感情表現で知られる女優です。
彼女が演じる葉子は、表面的にはしっかり者ですが、内には家族を守る責任や孤独感を抱えているキャラクターです。
松は、以前も「カルテット」で土井監督とタッグを組み、ギャラクシー賞をはじめ多くの賞を受賞した経験があります。
今回の作品でも、葉子という役を通じて、彼女の細やかな演技力が再び発揮されることが期待されています。
多部未華子が演じる自由奔放な妹
松たか子の妹役として登場するのが、多部未華子演じる渋谷都子。
都子は職を転々とし、定住地も定まらず、自由奔放な生活を送っています。
そんな彼女が突然「韓国に行く！」と宣言したことから、物語が大きく動き出します。
多部未華子は、様々な役柄を柔軟に演じ分ける実力派女優。
今回の都子役でも、無邪気さとともに、姉葉子との対比が強調されることで、家族のダイナミクスが生まれることでしょう。
都子の奔放な行動は、葉子や弟の潮に大きな波紋を広げますが、その一方で、家族が再び一つにまとまるきっかけとなります。
多部がどのようにこのキャラクターに命を吹き込むのか、彼女の演技に注目です。
松坂桃李演じる弟・潮の秘密
渋谷家の弟である潮を演じるのは、松坂桃李です。
潮は江ノ島電鉄で保線員として働き、家事全般を担当する、渋谷家の「お母さん」的存在。
しかし、彼には姉たちにはまだ打ち明けていない秘密があります。
この秘密が物語にどのように影響するのかは、大きな見どころの一つとなるでしょう。
松坂桃李は、これまで様々な役柄で深い感情表現を見せてきましたが、今回の潮役では、家族に対する愛情と彼自身の葛藤が描かれます。
家族というものが、ただ血縁や日常の責任だけでなく、お互いの秘密や弱さをどう受け入れていくのかが、物語を通じて問われるテーマでもあります。
松坂の演技が、潮というキャラクターにどのような奥行きを与えるのか楽しみです。
星野源が演じる百目鬼見の存在感
星野源は、「スロウトレイン」で人気作家・百目鬼見（もめき・けん）役を演じます。
彼は葉子の元担当編集者であり、執拗に彼女につきまとうという面倒なキャラクター。
星野源が演じる百目鬼は、一見ユニークでコミカルな人物に見えますが、物語が進むにつれて彼の内面が垣間見えるかもしれません。
星野源と野木亜紀子のタッグは、これまでも「逃げるは恥だが役に立つ」や「MIU404」などで成功を収めており、視聴者にとって非常に期待値が高い組み合わせです。
今回の「スロウトレイン」でも、百目鬼見が物語にどう絡んでくるのか、彼のキャラクターが家族ドラマにどのようなスパイスを加えるのかが楽しみです。
韓国ドラマで注目のチュ・ジョンヒョクが日本ドラマ初出演
さらに注目すべきは、韓国の人気俳優チュ・ジョンヒョクが、日本のドラマに初出演するという点です。
彼は、これまで「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」や「正直にお伝えします!?」といった韓国ドラマで話題となり、その演技力が評価されています。
今回の「スロウトレイン」で、彼がどのような役柄を演じ、日本の視聴者にどのような印象を残すのか、非常に期待が高まっています。
鎌倉と韓国・釜山という二つの舞台設定は、日本と韓国という文化的なつながりや違いを描くうえでも興味深いポイントです。
チュ・ジョンヒョクがこの物語の中でどのように存在感を発揮するのか、そして韓国という場所が物語にどのような影響を与えるのかが、ドラマを通じて描かれることでしょう。
野木亜紀子×土井裕泰の黄金タッグ
「スロウトレイン」は、野木亜紀子のオリジナル脚本を土井裕泰が演出するという、まさに「黄金タッグ」の作品です。
野木亜紀子は、これまで「逃げるは恥だが役に立つ」や「MIU404」、映画「罪の声」などで多くのファンを魅了してきました。
彼女の作品は、緻密なキャラクター描写と共感を呼ぶ人間ドラマが特徴で、今回の「スロウトレイン」でもその魅力が存分に発揮されることでしょう。
土井裕泰監督は、感情を揺さぶる映像美や細やかな演出で知られ、「いま、会いにゆきます」や「花束みたいな恋をした」などで多くの観客の心を動かしてきました。
今回の作品では、野木の脚本と土井の演出がどのように融合し、視聴者に深い感動を与えるのかが見どころです。
感想：家族の絆を描く心温まるドラマ
「スロウトレイン」は、家族の絆や再生をテーマにしたドラマです。
人生の旅路において、家族とのつながりや葛藤がどのように人々の成長に影響を与えるのかが、細やかに描かれています。
特に、姉弟それぞれが抱える悩みや秘密が明らかになることで、物語はさらに深みを増していくでしょう。
新春という特別な時期に放送されるこの作品は、視聴者にとって新たな一年を迎えるにあたって、心を癒し、前向きな気持ちにさせてくれることでしょう。
家族の大切さや、人生の選択肢について考えさせられる「スロウトレイン」、ぜひ見逃せない一作です。
まとめ
新春ドラマ「スロウトレイン」は、松たか子、多部未華子、松坂桃李、星野源、チュ・ジョンヒョクという豪華キャストと、野木亜紀子のオリジナル脚本、土井裕泰の演出という完璧な布陣で届けられる、心温まる家族ドラマです。
鎌倉と韓国という二つの場所を舞台に、姉弟の再生を描く物語を、ぜひお楽しみに。
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