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映画「バイオハザード」はひどい?あらすじ・ネタバレ感想も紹介

映画「バイオハザード」はひどい?あらすじ・ネタバレ感想も紹介 ホラー・スリラー映画
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映画『バイオハザード』は、2002年に公開されたアクション・ホラー映画で、同名の人気ゲームシリーズを原作にしています。

ゲームが持つ独特のホラー要素を映画化するという試みは多くのファンにとって期待感を膨らませるものであり、映画が公開される前から注目を集めていました。

しかし、公開後の反応は賛否が分かれ、特にゲームファンの中には「ひどい!」と感じた人も少なくないようです。

では、実際に映画『バイオハザード』は「ひどい」のか、どうしてそう感じる人がいるのか、また逆にどこが面白いのかを掘り下げてみたいと思います。

 

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映画「バイオハザード」あらすじ

『バイオハザード』は、2002年に公開されたアクション・ホラー映画で、カプコンの人気ゲーム『バイオハザード』を原作としています。

監督はポール・W・S・アンダーソンが担当し、ミラ・ジョヴォヴィッチが主演を務めています。

物語は、ある大企業「アンブレラ社」が開発した秘密の施設「ハイブ(Hive)」を中心に展開します。

この施設は地下に隠されており、ここでアンブレラ社が行っていた研究が事故を引き起こします。

その研究は、ウイルスを使って人間をゾンビのようなクリーチャーに変えるという恐ろしいもので、「Tウイルス」と呼ばれるウイルスが漏れ出してしまいます。

ウイルスが施設内で拡散することで、ハイブ内の職員や研究員はゾンビやその他の恐ろしいモンスターに変わり果てます。

施設が完全に封鎖され、外部との通信も途絶えます。

映画の主人公は、記憶喪失の女性アリス(ミラ・ジョヴォヴィッチ)。

彼女は、アンブレラ社によって記憶を消され、施設の警備を担当する特殊部隊の一員として目を覚ます。

しかし、アリスは自分が何者で、なぜここにいるのかを思い出せません。

アリスと共に派遣された特殊部隊のメンバーたちは、施設内で起きた異常事態を解決するためにハイブへ突入します。

彼らは、ウイルスが引き起こしたモンスターやゾンビとの戦闘に巻き込まれながら、施設の中心部へと進んでいきます。

アリスは、次第に自分の過去を思い出し、アンブレラ社の陰謀に巻き込まれていたことを知ります。

そして、彼女は単なる施設の警備員ではなく、アンブレラ社の実験の一環として利用されていたことが明らかになります。

最終的にアリスは、ウイルスの拡散を防ぐために施設の中で命を懸けた戦いを繰り広げ、アンブレラ社の隠された秘密を暴こうとします。

映画は、アリスがアンブレラ社の陰謀を知り、危険な状況から脱出するところでクライマックスを迎えます。

 

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映画「バイオハザード」はひどい?

映画「バイオハザード」はひどいと言われる理由について紹介します。

 

ゲームのファンと映画の違い

『バイオハザード』の映画が「ひどい!」と感じられる理由の一つは、やはりゲームとの違いにあります。

ゲーム版『バイオハザード』は、1996年に発売され、プレイヤーを深い恐怖に引き込むホラー要素が満載でした。

ゲームの主軸は、プレイヤーが限られた資源の中でサバイバルをしながら謎を解いていくというスタイルです。

探索をし、ゾンビやクリーチャーとの戦闘を繰り返しながら、ゲームの進行を楽しむ要素が大きかったのです。

ところが、映画版『バイオハザード』は、ホラー要素を取り入れつつも、アクション映画に寄せた展開になっています。

これに対して、ゲームのファンからは「ゲームの怖さやサバイバル感が薄れてしまっている」という不満の声が上がりました。

映画ではゾンビやクリーチャーとの戦闘が多く、シンプルなアクション映画として楽しめる部分がありましたが、ゲームの持ち味である「恐怖感」や「閉鎖的な空間での緊張感」が薄れてしまったと感じたファンが多かったのです。

 

映画オリジナルのストーリー

『バイオハザード』映画版のストーリーは、ゲームの登場人物であるクリスやジルなどが登場するわけではなく、オリジナルキャラクターであるアリス(ミラ・ジョヴォヴィッチ)が主役です。

アリスは、映画オリジナルのキャラクターであり、ゲームのストーリーとは異なる展開を見せます。

アリスのキャラクターは、最初は記憶喪失の状態で目を覚まし、徐々にその記憶を取り戻していくというもの。

しかし、ゲームのファンにとっては、アリスの登場や、映画独自のストーリー展開がゲーム本編とは大きく異なり、違和感を覚える部分が多かったでしょう。

原作ファンからは「オリジナルキャラがメインで、ゲームの登場人物が活躍しないのは残念だ」と感じられた点も、多くの人が「ひどい!」と感じた理由の一つかもしれません。

 

アクション映画としての魅力

一方で、映画『バイオハザード』はアクション映画としては楽しめる部分もあります。

ゾンビとの戦闘シーンや、アリスの華麗なアクションは、アクション映画好きな人には受け入れられたでしょう。

アリスがゾンビに立ち向かうシーンは、スピード感や迫力があり、映画としてのエンターテインメント性が強調されています。

ゲーム版のように恐怖感を全面に出すよりも、アクションに重点を置いたことで、ゲームを知らない人にも分かりやすく、楽しめる部分があったということも評価されるべきです。

ゲームの要素を完全に再現するのではなく、アクション映画としての独自性を出している点は、映画の製作者が意識的に選んだ方向性だと思います。

 

ホラー要素の減少とエンタメ性の強化

映画『バイオハザード』が「ひどい」とされる理由の一つは、ホラー要素が減少していることです。

ゲーム版では、閉ざされた施設内での探索や恐ろしいクリーチャーの登場など、強いホラー感がプレイヤーに迫ってきます。

それに対して、映画版ではアクション重視の展開になったため、ホラー的な怖さが少し物足りないと感じる人も多かったのではないでしょうか。

ただし、映画版が単なるホラー映画を避けてエンタメ性を高めたことは、逆に広い層に受け入れられる要因にもなっています。

映画の視覚的な演出やアクションシーンは迫力満点で、ホラー要素が薄くても十分に楽しめるエンタメ映画として成り立っています。

特に、ゾンビ映画やアクション映画が好きな人にとっては、十分に楽しめる作品になっているのも事実です。

 

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映画「バイオハザード」ネタバレ感想

映画『バイオハザード』を観終わった後、まず感じたのは「思っていた以上にアクション重視の映画だったな」ということです。

私はゲームの『バイオハザード』シリーズが大好きで、あの独特の恐怖感やサバイバル感を映画にも期待していたんですけど、映画版は意外にもアクションやスピード感が強調されていて、ゲームの持っていたホラー要素が少し薄れていたかなと思いました。

最初に思ったのは、アリス(ミラ・ジョヴォヴィッチ)のキャラクターについて。

映画オリジナルのキャラクターということで、最初は「ゲームの登場人物じゃないんだ…」と少し戸惑いました。

クリスやジルといったおなじみのキャラクターが出てこないことに不安を感じたんです。

でも、アリスがどんどん記憶を取り戻していく中で、彼女自身がどんどん強くなっていく姿に、だんだんと引き込まれていきました。

特に、アリスのアクションシーンがかっこよくて、ゾンビやクリーチャーとの戦いがどんどんエスカレートしていく様子には圧倒されましたね。

ただ、ゲームのような恐怖感というのは、やっぱり少し物足りなかったかな。

映画では、あまり「じわじわくる怖さ」よりも、どちらかというとスリリングなアクションの方が強調されていた印象です。

もちろんゾンビが襲ってくるシーンや、クリーチャーとの対決は迫力満点でしたが、ゲームのように閉鎖的な場所でじっと耐えながら進むようなサバイバル感はあまり感じられませんでした。

映画としては面白いけれど、ゲームの「恐怖」をそのまま期待しているとちょっと違うかもしれません。

あと、アンブレラ社の陰謀に巻き込まれるアリスの過去が明かされるシーンは、個人的には結構衝撃的でした。

彼女がただの警備員じゃなくて、アンブレラ社の実験によって特別な存在にされていたという事実が明らかになるのは、予想外でした。

自分がどうしてこんな状況に置かれているのかを知ったアリスの覚醒の瞬間がとても印象的でしたし、彼女がその後どんどん強くなっていくのも、観ていて気持ちよかったですね。

映画全体としては、ストーリーが少し速足で進んでいる感じがして、いくつかのポイントで物語の詳細がちょっとわかりにくい部分もありました。

特に、ウイルスがどのように広がったのか、アンブレラ社がどんな目的でこんな恐ろしい実験をしていたのかという点については、もう少し掘り下げてほしいなと感じました。

でも、アクション映画としては十分に楽しめる内容ですし、映画オリジナルのキャラクターたちの活躍を見るのも面白かったです。

最後のシーンで、アリスが脱出するものの、まだ終わっていないという終わり方が少しモヤモヤ感を残しましたが、それが次作に繋がるような余韻を作り出していて、続編を観たくなるような気持ちになりました。

結局、この映画が「ひどい」と感じるか「面白かった」と感じるかは、観る人によるのかなと思いますが、私はエンタメ映画として楽しめたので、個人的には満足しています。

 

 

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まとめ

映画『バイオハザード』は、ゲームのファンからは「ひどい」と感じられる部分もありますが、アクション映画としては十分に楽しめる作品です。

ゲームのファンには物足りない部分も多いかもしれませんが、映画として独自の魅力を発揮しており、エンタメ性を重視する観客には向いている作品と言えるでしょう。

個人的には、ゲームの忠実な再現を求める気持ちも理解できますが、映画は別のメディアであり、ゲームとは違ったアプローチがあっても良いと思います。

もしアクション映画として『バイオハザード』を観るのであれば、十分に楽しめる内容ですし、逆にゲームファンとして忠実な再現を期待するのであれば、期待外れに感じるかもしれません。

総じて、映画『バイオハザード』は賛否が分かれる作品ですが、あくまでエンターテインメント映画として観ることで、その魅力をしっかりと味わえる作品であると感じます。

 

 

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